クリナップ「ユアシス」と「アクリアバス」でリフォームする違いと費用相場
まともな業者の場合
ユアシスのリフォーム相場…75万~110万円前後
アクリアバスのリフォーム相場…110万円~180万円前後
お風呂をクリナップでリフォームすべきか決めかねている・・・。
ユアシスとアクリアバスの違いって何?
浴室リフォームを行う時は工事費込みでいくら位かかるんだろう?
他の浴室と比べて、ユアシスにしかないメリットデメリットが知りたい!
お風呂のリフォームをするにあたって、こういった事でお悩みの方も多いと思います。
このページではそういった、ユアシスとアクリアバスが他のシステムバスと違う機能や欠点、リフォームする時の総額費用等の必要知識をまとめています。
カタログを見比べてもわかり辛い部分まで、わかり易くまとめていますのでご参考ください。
目次
同じクリナップのお風呂「ユアシス」と「アクリアバス」は何が違う?5つの相違ポイント
良く浴室リフォームを行う時に思う疑問で、「同じメーカーのシステムバスなのに、何がどう違うのか」と言った部分。
クリナップには「ユアシス」と「アクリアバス」が用意されています。
ユアシスは普及品グレードで、アクリアバスは高級路線帯の商品。
それぞれを比較した時の違いについて、わかり易く5つにまとめましたので、ご参考ください。
1.高齢者や体の不自由な方がいるご家庭にはアクリアバスが向いている
ユアシスとアクリアバスの違いとして大きいのは、高齢者や体の不自由な方がいるご家庭に向いているのがアクリアバスという事。
入浴動線を考えてアクリアバスは作られており、またぎの低いスムーズ浴槽やサポートバー等のバリアフリー装備が充実。
加えて、寒い冬場でも浴室に入る前に「床夏シャワー」で浴室内を暖めてから入れるので、ヒートショックの心配も有りません。
お体の弱い大切な方がいるご家庭なら、ユアシスよりアクリアバスが向いています。
2.床や浴槽の材質が違う!傷のつきやすさと劣化による変色具合が変わります
また、基本的にユアシスは床や浴槽がFRPと言う素材で作られており、アクリアバスの浴槽等は人工大理石でできています。
これの違いは、質感に加えて「傷が付きにくく、変色もしない」所が挙げられます。
アクリアバスの床は硬度が有る素材。だから、ワンちゃんや猫ちゃんがいるご家庭で、入浴時に床をひっかかれても傷がほとんど付きません。
加えて浴室内への日差しが強い場合、通常の物であれば「色ヤケ」してしまいます。
けれども人工大理石なら色ヤケしにくいんです。
3.同じ浴室内の断熱でも効果が違うんです!
ユアシスやアクリアバスには、浴室全体を断熱する仕様になっています。
一見すると、同じ機能か~と思われるかも知れませんが、実はこれも違います。
それは、断熱材の密度がアクリアバスの方が高い素材になっているから。
なので、浴室内の温度が下がるのはユアシスの方が早く、アクリアバスの方が断熱性能は見込めます。
4.浴室壁面の壁に棚を自在に設置!ユアシスの「スタイルシェルフ」
逆にアクリアバスに無くてユアシスに有るのが、スタイルシェルフと言う棚。
ご家族が多いご家庭だと、シャンプーや洗顔料とかの数も多くなってしまいます。
それをおしゃれでキレイに整頓できるのがユアシスの「スタイルシェルフ」なんです。
デザインも3つのパターンが用意されており、あなたが丁度良いと思う位置に設置可能。
水切りタイプも選べるので、カビやヌメリが溜まってしまうリスクも少なく作られています。
5.当然良い物は価格も高い!アクリアバスとユアシスのリフォーム費用相場
もちろん、ユアシスとアクリアバスは性能が違う分価格も違います。
ユアシスのリフォーム相場・・・75万~110万円前後
アクリアバスのリフォーム相場・・・110万円~180万円前後
※それぞれ工事費込みのお値段です。
基本的には、機能が充実しているタイプが好みだったり、高齢者や体の不自由な方がお家にいる場合には「アクリアバス」がおすすめ。
逆に若いご年齢の世帯だと、ユアシスでも十分に使い勝手の良いお風呂に出来ます。
けれども、注意したいのは激安業者の手抜き工事はもちろん、リフォーム業者仲介サイト経由の中間マージンです。
こういうサイトは例外なく、あなたが払う代金から高額なマージンを抜くので、「普通の値段なのに雑な工事」になりがちなんです。
こういった様に、リフォームを行う上で知っておきたいポイントはいくつか存在しています。
下記の関連記事ではそういった、リフォームを行う上での必要知識についてまとめていますのでご参考ください。
ユアシスとアクリアバスの共通機能!他メーカーより評価される5つのメリットデメリット
ここまでは、同じクリナップの「ユアシス」と「アクリアバス」の比較をご紹介してきました。
そうなると気になってくるのが、他のメーカーに無い「ユアシスとアクリアバスのメリットデメリット」ですよね。
他メーカーより評価されているポイントを、わかり易く5つにまとめましたのでご参考ください!
1.浴室&浴槽が断熱仕様だから「冬でもお風呂があったか~い!」
クリナップのお風呂は、浴室内と浴槽のお湯の温度を逃がさない「断熱仕様」。
効果としては、浴室内の温度は前の人が入ってから30分経っても、20℃以上をキープする暖かさ。
浴槽のお湯の温度も、4時間経っても2.5℃しか下がらないので、急いでお風呂に入らなくても追い炊きいらず。
オプションで「HOTウォール」を付ければ、脱衣場まで暖かくする事が可能です。
2.水はけがよくお掃除簡単。すべり辛い素材の「足ピタフロア」
従来の浴室の床は水はけが悪く、翌日の朝になっても床がべちゃべちゃになっていました。
結果的に、カビや雑菌が繁殖しやすく、お掃除も大変。
加えて滑りやすく、高齢者の方やお子さんが転ばないのかも心配要因でした。
けれどもクリナップのお風呂は、足ピタフロアだからそういう心配がありません。
水はけが良く、スポンジがしっかり汚れまで届く形状になっており、足が滑らない様に設計されています。
なのでお掃除が楽ちんで、誰が入浴しても安心なんです。
3.あれ?立っても座っても水栓に手が届く!ハイポジション設計
シャワーを立って浴びてる時、止める時にいちいちかかがまなくてはいけなかったり、座っている時手を伸ばして水栓を出さなければいけなかったり。
水洗の位置って意外と重要なんです。
クリナップの浴室はそういう所にも注目し、立っても座っても水栓が楽に使える仕様になっています。
若い方は屈めばいいじゃん!と思うかも知れませんが、高齢者になると水栓の出し入れの度に立ったり座ったりが大変なんです。
4.奥様のお掃除が楽になる機能が満載!家事の時短効果が高いんです
床などの清掃性の高さは前述しましたが、この他にもクリナップの浴室にはお掃除のしやすい機能が豊富。
パッキンにカビが付かない!
お風呂場でカビが一番繁殖しやすいのは、パッキン部分。
アクリアバスとユアシス共に、カビがパッキン部分に付着しない様になっています。
排水口の髪の毛等のゴミはつまみを持って捨てるだけ!
お風呂の排水口のお掃除って、髪の毛が絡まって大変な上、気持ちが悪く感じる方も多いと思います。
けれどもアクリアバスとユアシスの排水口には、ヘアキャッチャーが用意されています。
ここに髪の毛やごみが溜まるので、触らずつまみを持ってポイっとゴミ箱に捨てるだけ。
とっても衛生的でお掃除が楽ちんです。
デメリットは「対応サイズが少ない」から設置出来ない事が有ります
もちろんクリナップのシステムバスにも、デメリットは存在します。
それは「対応サイズ」が他のメーカーと比べて少ないという事。
戸建てなら大抵クリアできますが、マンションの場合にはあまり向かないサイズ展開になっています。
なのでクリナップのシステムバスでリフォームを検討する際には、必ずリフォーム業者に設置可能か現地調査してもらいましょう。
実際にどんな評判が寄せられてるの?使用している方の口コミまとめ
それぞれの目玉機能や違いが分かったら、最後に知っておきたいのは「使っている人の口コミ・評判」が気になりますよね。
下記には確認できているユアシスとアクリアバスの評判をまとめましたので、ご参考ください。
ユアシス寄せられる口コミ・評判


普及ゾーンならユアシス、やや高級志向ならアクリアバスがおすすめです。
アクリアバスに寄せられる口コミ・評判

良いところ
・床夏シャワーは冬に重宝、濡れても床が滑らない
・ステンレス天井(オプション)がきれい。
・目地のパッキンが違うのか、掃除がし易い
・排水溝のパーツが1つだけで掃除がし易い
・掴まるところがいっぱいあって年寄り向け

椅子が高かったり、浴槽がゆったりしていて、浴槽の縁?も広いので使いやすそうだとも思いました。
またぐ際も一段あるのでまたぎやすそうですし、
色んな方向に太い手すりがついているので入りやすいと思いました。
さいごに
あなたの参考になりましたでしょうか?
クリナップのお風呂「ユアシス」と「アクリアバス」は、どちらもリフォームに選んで後悔が少ないユニットバスです。
けれども気を付けたいのは、いくら性能の高い浴室でリフォームしても、工事が雑なら機能が十分に使えなかったり、気付かないレベルの水漏れでシロアリが発生してしまう事も。
なのでリフォームは「激安業者」や「ピンハネされるリフォーム見積り代行サイト」経由では無く、まともな業者に施工して貰わなくてはいけません。
下記にはそういった、リフォームを行う上での必要知識を解説していますので、ご参考ください。